マッスルボディは傷つかない

社会に馴染めないモンスターの日記

交換留学は白黒つかない

色々あーだこーだ言ってはいるが、私は留学を失敗だとは全く思っていない。私からしてみれば、失敗というのはもっと白黒はっきりしていなければわからない気がする。例えば、受験だったら、第一志望に受からなかったらそれは失敗だし、試合とかだったら負けたら失敗だし、ギャンブルだったら損したら失敗だ。

でも交換留学はどうだろう。語学力が伸びたら成功なのか?友達がたくさんできたら成功なのか?いい思い出をたくさん作れたら成功なのか?とにかくこれといった基準が全くない。何が白で何が黒なのか私には全くわからない。

それぞれの目的を達成したら成功だとしても、大体目的っていうのは複数あるもので、一個達成できたら成功なのか?二個なのか?三個なのか?これも基準がはっきりはしていない。

だから、私にとって留学というのは失敗だとは思っていない。成果がゼロじゃないからだ。でも、成功だとも思っていない。成果が期待した通りには出てないからだ。

私ははっきりしていないものが嫌いだ。本当に嫌いだ。白黒どっちがじゃないと気持ち悪くて仕方ない。勝ちなのか?負けなのか?成功なのか?失敗なのか?正解なのか?不正解なのか?こと留学に関してはこの答えが全く出せない。だから、帰ってきてからも、悩み続けてるのかもしれない。

芽生えた第六感

メキシコ留学から帰ってきて、確実に第六感が芽生えた。第六感と言っても、人の心が読めるとか、未来がわかるとか、幽霊が見えるとか、そういったラノベや流行りの海外ドラマでありそうなカッコイイ第六感ではない。その能力とは、、、

道に落ちているウンコを察知する能力

である。前を見ていても、音楽にノリノリでも、何かに気を取られていても、悩み事について考えていても、何があってもはっきりと察知することができるようになった。何かおそらく、ウンコから出ている何かを無意識に察知できるようになったのだと思う。たいして使えない能力かもしれないが、ウンコを踏む確率が急激に減ったと思えば悪くはない。

なぜこんな能力が身についたのかというと、メキシコの道にはウンコが落ちまくっているからだ。本当に何回も踏んだ。直撃は少なくても、掠ったりを入れたら、相当な数を踏んでいる。そんな中で、察知する能力が無意識下で養われたのだと思う。

もしかして、これが留学の意味?

何が変わった(笑)?

留学を終えた今の自分の気分、それは恐らくDTが素人DTになった時の心境と同じな気がする。一言でいえば、『これじゃぁ、これじゃぁ何にも変わっていないじゃないじぁないですかぁ(涙)』ってこと。

もしくは、このブログのタイトルの元となったドラマ"マッスルボディは傷つかない"で安田顕に強制的にブレイクするからとそそのかされて出演し、一向にブレイクしなかった音尾琢磨の気持ちと同じだろう。

留学を終えたからといって、就活が有利に働いているわけでも、メンタルが強くなったわけでも、スペイン語がペラペラになったわけでもない。コミュ力がついたわけでもなければ、女性にモテるわけでもない。実際、何が変わったんだという感じである。はっきりと変わったのは、筋トレBIG3のスコアぐらいである。10キロから15キロぐらいは最高重量が上がった気がする。後は、ガタイが少しよくなったぐらいかな。他は何もない。

風俗に行く前のDTは、卒業後の自分にかなり期待してしまうことが多いと思う、でも実際問題何も変わらないのだ。それは留学でも同じこと。そんな経験で、人や人生が大きく変わるなんてことはない。人生はゲームでもなければ、ドラマでもないのだから。

頭ではわかっていても、毎日ゴールドジムに向かう寒い道のりの中でこう思う。『これじゃぁ、これじゃぁ何にも変わっていないじゃないじぁないですかぁ(涙)』

 

PS

『これじゃぁ、これじゃぁ何にも変わっていないじゃないじぁないですかぁ(涙)』

 というDTの発言は、"じごせく"さんというtwitterアカウントの漫画を参考にしています。

泣き虫じゃないけど弱虫

仮面ライダークウガという番組があった。そこの中で主人公を表すセリフとして、”泣き虫だけど弱虫じゃなかったんだ”というものがあった。彼はたしかによく泣いていたけど、何事からも逃げなかった、だから泣き虫だけど弱虫じゃないということだ。

今の僕は、泣き虫ではないが弱虫だ。メキシコでも色んな事から逃げたし、今も現実を見たくなくて、逃げているだと思う。そんな自分が嫌でジムで体を鍛えているけど、マッスルボディは確かに傷つかなくても、心は傷ついてしまう。いくらムキムキになったって、心はムキムキにはならない。 

筋肉を鍛えるだけじゃなくて、心も鍛えなきゃね。

デートに行ったことがないコンプ

僕はまともにデートというものをしたことはない。生まれてから一度もない。まあ、そもそもデートという概念が、自分にとってはほぼ付き合っているもの同士がするものだという認識があったので、そこから間違っていたみたい。付き合ってなくても女性と二人で遊べるんだね!

なんでそんなことをいきなり言い出したのかというと、帰国して色々な人に会う度、女の子と遊んだ話や、デートをした話を聞いたからだ。僕の二十年あまりの人生の中で、女の子と遊んだ回数なんて片手で足りるし、十五超えたら三回以下だと思う気がする。

それなのに、僕の周りにはそういった話が結構あって、じゃあデートすらもできないんじゃ、彼女なんてもっと先のそのまた先の話じゃん!という問題に気づき、デートに行ったことがないということが、社会不適合モンスターの新たなコンプレックスになってしまった。

じゃあ誘えばいいだろ、と人々は思うかもしれない。でも僕にとって女性をデートに誘うなんてことは、暗い森の中で猛虎と戦うぐらい恐ろしいことだ。そのぐらい勇気がいるし、勝てる(OKしてもらえる)なんて到底思えない。だって、虎と人間だったら虎の方が強いからね。

まあ、そのうちですな

留学を終えてやることがないからブログを始めた

留学を終えて、未だバイトも決まらず、就活もイマイチ身が入らず、ゴールドジムにだけは欠かさず通う、そんな毎日だとなんか気持ちが落ち着かないので、ブログでも書こうかという感じで留学ブログとは別にこのブログを立ち上げてみました。こっちのブログはFBと連携をとっているので、FBの友達なら誰でも更新が分かるようになっております。